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基本的にFire タブレットは、Amazonサービスに特化したタブレットです。
Amazonプライムビデオ、電子書籍のKindle、Audibleなどを専門に利用するには最適のタブレットと言えるでしょう。
一方でiPadやAndroidタブレットと比べて苦手な事も多いのです。この記事ではFireタブレットで出来ること、出来ない事をまとめていきます。
これからFireタブレットを購入する方はぜひ読み進めてみて下さい。
一方で「刺さる人」にはかなりコスパの良いタブレットと言えます。
- この記事でわかる事
- ■Fireタブレットの基本機能
■Fireタブレットで出来ること
■Fireタブレットで出来ない事
Fireタブレットで「できること」
まずはFireタブレットで出来る事を紹介していきましょう。
インターネット検索や動画視聴、SNSなど一般的なタブレットとしての機能は備えています。
インターネット閲覧・検索
FireタブレットではAmazon独自のSILKというブラウザを使い、インターネット検索が可能です。
ChromeやSafariといった他のWebブラウザと同様に、ブックマークやお気に入りの登録ができます。
一方で、AndroidやiOSといったOSとの互換性がないため、Fireタブレットでのみ使用可能なWebブラウザとなります。
SILKブラウザの詳細な機能については、以下の記事にまとめていますので、そちらをご覧ください。
メール利用と各メールアカウントとの統合
標準搭載のメールアプリでは、Gmail、Yahoo!、Microsoftなどの一般的なメールアカウントを統合して利用できます。
ネットに繋がっていれば、それらのメールをFireタブレットで管理することが可能です。
写真や添付ファイルの確認もできるため、メールに関しては特に不便を感じることはないでしょう。
その代わり純正のGmailアプリ等がインストールできないので、Fireタブレットでのメール管理はAmazonのメールアプリ一択だと思います。
動画・音楽の視聴
Amazonプライムビデオをはじめ、ネットフリックス、U-NEXTなどの人気の動画アプリで視聴が可能です。
また、音楽はSpotifyやAmazon Musicなどが利用できます。
一方でYouTubeは視聴はできますが、公式アプリはありません。同様に、Apple Musicもアプリが無いため利用できませんので注意が必要です。
動画や音楽に関しては、自分が普段使っている配信アプリが利用可能かどうかを事前に確認することをおすすめします。
電子書籍の閲覧
Fireタブレットで電子書籍を読むのであれば、ほぼKindle一択になるでしょう。
Amazonのサービスに最適化されているため、Kindle書籍の購入、ダウンロード、閲覧の流れは非常に使いやすいです。
iOSだとkindleアプリから直接電子書籍を買えないのが不便です。
電子書籍の購入先がAmazonなら、Fireタブレットは最適なデバイスとなるはずです。
一方で、他社製の電子書籍アプリを使用している場合、Fireタブレットでは利用できない可能性があるのでご注意ください。
koboやiBooksをメインに利用している方はAmazonにアプリが無いのでFireタブレットの利用はオススメしません。コミックアプリなどはFireタブレットでも利用可能です。
ゲームで遊ぶ
Fireタブレットは、アプリストアからゲームをインストールして遊ぶこともできます。
ただし、iOSやGoogle Playストアと比べると、物足りない印象を受ける人も多いでしょう。
また、本体のスペックもあまり高くないため、重い3Dゲームはカクついたり、動作が安定しない場合があります。
実際にどのようなゲームがあるのかは、≫Amazonアプリストアのゲームランキングでチェックしてみてください。
人気のソーシャルゲーム(モンストや白猫プロジェクトなど)といった定番ゲームは、問題なく動作するようです。
各種アプリの利用
AndroidやiOSと同じように、FireタブレットはAmazon アプリストアを通じてアプリをダウンロードします。
ただし、AndroidやiOSに比べるとアプリのラインナップは少ないと言わざるを得ません。 現状、アプリの種類は増えていますが、一部の人気アプリやゲームは対応していない状況です。
使えないアプリについては、記事の後半で詳しく触れていますので、そちらをご覧ください。
また、Fireタブレットで利用できるおすすめアプリは別記事で紹介しています。 こちらもチェックしてみてください。
ファイルアプリでテキストやPDFなど保管・整理も可能
プリインストールされているファイルアプリを使えば、PDFやテキストデータ、画像や動画などを保管、管理する事ができます。
特にネットからのダウンロードデータを保管、閲覧するのにタブレット端末はちょうどいいと言えます。
FireタブレットはmicroSDカードにも対応しているので、大容量のデータをタブレット内で管理する事が可能です。
FireタブレットにオススメするmicroSDカードの容量は以下の記事で紹介しています、
データを保存・閲覧する端末としても利用できますよ
キーボードカバーを付けてのタイピングも可能
Fire MAX11とFire HD 10には、キーボードカバーが用意されています。
本体にキーボードカバーを装着することで、タイピングが可能になり、簡単な資料作成やテキスト入力などのビジネス用途にも対応できます。
Excelの閲覧・修正、テキスト入力、簡単な画像のトリミング・編集などは問題なく使えるのでビジネスライクでFireタブレットを利用したい方はぜひチェックしてみて下さい。
ただし、本体のスペックがそこまで高くないため、iPadや高性能のAndroidタブレットのような動画編集や高度な画像編集といった作業は苦手です。
テキスト入力や画像のトリミング、Excelアプリの簡単な編集などは問題無くできます。
Fireタブレットで「できないこと」
冒頭で述べたように、FireタブレットはAmazonのサービスに最適化されたデバイスです。
言い換えれば、Amazonのサービスを利用しない人にはあまり刺さらないタブレットとも言えるでしょう。
Fireタブレットを購入して後悔しないためには、「出来ること」「出来ない事」をしっかり把握しておきましょう。
ここでは、Fireタブレットが不得意なこと、できないことについて解説していきます。
一部の人気アプリが使いにくい・利用出来ない
FireタブレットはAmazon独自のOSを使用しているため、対応していないアプリが多数存在します。
具体的には
- YouTube
- Googleマップ
- TVer
- LINE
これらのアプリは完全に利用できないか、かなり使用しづらい状況にあります。
この点は、購入を検討する際に特に留意した方が良いでしょう。
以下では、各アプリの利用状況と、使用できない場合の代替方法について解説していきます。
YouTube公式アプリが使えない
FireタブレットではYouTubeの公式アプリがインストールできません。
ブラウザでYouTubeを視聴することは可能ですが、アプリ特有の機能や使い勝手を求める場合は不便を感じるかもしれません。
これはYouTube Kidsなども同様で、ブラウザでアクセスして視聴する形となります。
推奨はしませんが、Google Playストアから公式アプリをFireタブレットにインストールする方法もあります。
その方法については後ほど詳しく説明します。
FireタブレットでYouTubeを視聴する方法を別記事にまとめていますのでぜひご覧ください。
Google Mapの利用不可
GoogleマップもFireタブレットでは公式アプリを利用できません。
こちらもAmazonの公式アプリストアにGoogleマップは掲載されていない為です。
さらに、FireタブレットにはGPS機能がないため、ナビゲーションツールとしての利用には適しておらず、代替えとしてGoogleマップ以外のナビゲーションアプリの利用も難しいのが現状です。
TVerアプリの利用不可
民放の見逃し配信サービス「TVer」は、Amazonアプリストアに登録がないため、Fireタブレットでは利用できません。
TVerを日常的に使用していた方にとっては、これはかなりの不便を感じる点かもしれません。
厳密に言うとアプリはあるのですがFire TV用のアプリしかないのでタブレットにインストールできません。
YouTubeやLINEと同様に、Google PlayストアをFireタブレットにインストールすることでTVerの利用が可能となります。
こちらも興味がある方は、後述するGoogle Playストアのインストール方法をご確認ください。
SIMカードによるモバイル通信は不可
Fireタブレットは、SIMカードを挿入して携帯電話回線を利用することができません。 そのため、Wi-Fi環境がない場所では、インターネット接続ができなくなります。
テザリングを一時的に利用する分には特に問題ありませんが、常時インターネットに接続したい場合は不便を感じる可能性があります。
スマートフォンのバッテリーを消耗しやすく、接続が切れるたびに再接続する手間も生じるためです。
動画や電子書籍、音楽等はあらかじめオフラインでダウンロードして利用できるようにしておくことをおすすめします。
FireタブレットにGoogle Playストアをインストールする方法
推奨はしませんが、FireタブレットにGooglePlayストアをインストールする事で、YouTubeの公式アプリやTverなどの利用できないアプリが使えるようになります。
ただし、インストールするAndroidのバージョンも最新ではなくセキュリティリスクがあったり、そもそもFireタブレットのアフターサービス受けれなくなる可能性もある事に留意しましょう。
またインストールは多少手間が掛かるので、不慣れな方は苦戦するかもしれません。GooglePlayストアのインストール方法は以下の記事で紹介しています。
注意点等もまとめていますので気になる方はチェックしてみて下さい。
Fireタブレットで「出来ること」・「できない事」のQ&A
Fireタブレットで出来ること、出来ない事のQ&Aを紹介していきます。本文中に書いてある事、本文中には書いてない事もありますのでぜひチェックしてみて下さい。
AndroidやiOSのおよそ6~7割程度のアプリしか利用できないと思われます。自分の利用したいアプリがあるかAmazonアプリストアでチェックしてみると良いかもしれません。別記事になりますがFireタブレットで使える無料の定番アプリを紹介しているのでそちらをぜひ参考にしてみて下さい。
視聴自体は可能です。公式アプリが利用できないという事になります。
別記事でFireタブレットでYouTubeを見る方法を解説していますのでご覧ください。
Fireタブレットで「出来ること」・「できない事」まとめ
この記事ではFireタブレットで出来ること・出来ない事(苦手な事)を書いてきました。
FireタブレットはAmazonのサービスに特化している為、Primeビデオやkindleを使うには本当に使い勝手の良い端末です。
一方で利用できないアプリなど、苦手な事がある事に留意しておきましょう。
基本的にAmazonのサービスを頻繁に使う人であればかなりコスパの良い機種となります。
逆に幅広く様々な事をタブレットで行いたい場合はiPadやAndroidタブレットの方が満足度は高いでしょう。
Fireタブレットの出来ること・出来ない事を知っておくことで買ってがっかりしてしまうケースはかなり減らせると思います。
自分にあったFireタブレットのオススメの選び方を以下の記事で紹介しています。