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FireタブレットをMacでサブディスプレイ化する方法を紹介します。使うのはAirReceiverというアプリとMacのAirPlayだけ。ワイヤレス接続なのでケーブルもなくスッキリ!
実際に使ってみると多少カーソルのカクつきが気になりますが、WEBサイトや資料を常に表示しておくような使い方だと良いかもしれません
Fireタブレット全シリーズでサブディスプレイ化は出来ますが、今回はFireHD10をMacのサブディスプレイとして設定してみます。
AmazonアプリStoreからAirReceiverをダウンロード

まずAmazonのアプリストアからAirReceiverというアプリをダウンロード、305円が掛かります。
でもサブディスプレイを305円で使えるようになるなら安いんじゃないかなと思いますが、無料ではないのでご了承を。
AirReceiverの設定をする
ダウンロードしてそのままでも利用出来るのですが、少しだけ設定しておくと便利です。
AirReceiverの接続サービスでAirPlayを選択する

まずこのAirReceiverはMac専用のアプリじゃなくて様々なサービスに対応しているんですが、普段Macでしか使わないなら項目をAirPlayだけにチェックを入れておきましょう。
このAirReceiverはGoogleCASTなどにも対応しています。
接続機器の名前を変更しておこう

↑「Device Name」を選択する

↑任意の名前を入力する
Mac側でこのFireタブレットを探すとき、初期の名前がKFMAWI-106というパッと見てなにかよくわからない名前に設定されています。これを自分がわかりやすい名前に変えておいたほうが後々使いやすいです。
ここではHD10と名前を変更しました。
PINかパスワードを設定しておこう

↑AirPlay Securityを選択

↑On Screen PINを選択

↑今後Macと接続する際にFireタブレット側に数字(PIN)が表示される。これをMac側に入力しないとモニター接続出来ない
このままでも利用出来るんですが、今のままだと誰でもあなたのFireタブレットをサブディスプレイとして接続できてしまいます。
あなたのMacだけが接続出来るように設定しておきましょう。パスワードとPINを設定できますが好きな方で結構です。
頻繁に接続するならPINのほうが便利ですね。
AirPlayでFireタブレットに接続する
次にMacからFireタブレットにアクセスします。MacからはAirPlayというサービスを利用してFireタブレットに接続します。
メニューバー上のアイコンをクリックします

↑先程設定した名前のタブレットが表示されますのでクリックします。

↑先程設定したPINコードの入力を求められます(何も設定していなければ出ない)Fireタブレットの画面にコードがでているので入力しましょう。

ちなみに表示されてから割とすぐに入力しないとやり直しになりますので注意です、入力時間は結構タイトですね..。

↑次に個別のディスプレイをクリックします。ここまででFireタブレットがMacの拡張モニターとして使えるようになります。
次にモニターの配置を設定しておきましょう。
ディスプレイの配置を設定する
次にサブディスプレイをMacの右に拡張するのか?左に拡張するのかを設定します。私はサブディスプレイを右側に配置しています。設定は以下の通り

↑ディスプレイの配置はディスプレイの環境設定を開くをクリックします。

↑配置タブを選択するとモニターの配置設定になります。小さくて白いバーのあるモニターがメイン(Mac)大きい方がサブのモニターです。
私の設定(右側拡張)だと上記のようになりますね、白いバーはMacのメニューバーでどちらのモニターにも移動可能です。
普通はメインモニターに白いバーがある方が使いやすいと思います。
これで普通にFireタブレットがサブディスプレイとして利用出来るようになります。
AirReceiverの注意点
- 画面は決してなめらかでは無い(許容範囲)
- サブディスプレイ中はタッチが使えない
- 縦置きでは使えない
Macの画面と同じような滑らかさは無い
最初にも書きましたが、カーソルやスクロールなどはMacと同じ滑らかさではありません。ある程度カクカクします。
ですから、動画やWEBを「表示させておく」ような使い方が便利ですね。あと、このカクつきはFireタブレットのスペックに依存します。
現状ですとFireHD10が一番スペックが高いですから、他のFireタブレットだと更にカクカクすると思われます(FireHD10しか試してません)
AirReceiver使用中はタッチが使えないので注意
サブディスプレイを利用中はタッチが使えません。タッチ液晶みたいに液晶をタップしたところで何の反応もありません。
これ使えると何気に便利だったんですけどね。残念ですが、サブディスプレイ利用中はシンプルにモニター機能のみですね。
もちろんですが、アプリを終了すると普通にFireタブレットとして利用可能です。
縦置きしても縦表示にはならない
元々タブレットですから、縦にしたら縦型モニターとして利用できそうな気がしますが残念ながら出来ません。
横置き利用に限られます。あと、横置きに限られますからタブレットスタンドもしくはスタンドタイプのカバーは必須です。
先日FireHD10のスタンドカバーを購入しましたが、カバーの他にフィルムやタッチペンも付いて1500円位でコスパが高かったです。
カバーに関してはこちらの記事で紹介しています。
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Windowsではサブディスプレイとしては使えないの??
Windowsパソコンのサブディスプレイとして利用する場合はAirReceiverでは利用できません。
他のアプリを使えば出来ないない事もないのですが、FireタブレットをWindowsPCのサブディスプレイとして使う場合はGoogle Play Storeからアプリをダウンロードする必要があります。
ですが、私はFireタブレットでGoogleアプリを使う方法を推奨していませんのでこのブログでの紹介は控えさせて頂きます。
もし、どうしても手持ちのFireタブレットでWindowsのサブディスプレイとして使いたい場合はこちらのブログ記事を参考にしてみて下さい。
参考 Fireタブレットをサブディスプレイ(外部モニター)にする方法:有限夢工房
まとめ
設定は簡単で誰でもきますし、多少のカクつきはありますが共用範囲でした。ただし、最初にも書いた通り305円かかりますのでお金は掛かりますのでご了承を。
実際にサブディスプレイ化してブログを書いていますが、画像に注釈を入れたりCanvaなどでアイキャッチを作ったりなどの作業は微妙でしたね。
出来ない事も無いんですけど、やはりサブディスプレイ側で頻繁にカーソルを動かしたりドラッグドロップする使い方は苦手のようです。用途を【なにかを表示する】使い方に絞って使う事を再度おすすめします。
今回はこのFireタブレットでワイヤレスのモニター環境を作りましたが、このアプリを使えばAndroidタブレットでもMacのサブディスプレイ化が可能です。現在使って無いタブレットなどがあれば試しにやってみてはどうでしょうか?
それではまた!