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格安SIMもどんどん認知されて利用者も爆発的に増えています。これまでは大手キャリアから格安SIMだったMNPが、格安SIMから格安SIMのMNPも増えてきます。
「変えようかな」と思ったら簡単にMNPできるのが格安SIMの良いところ!
そこで格安SIMから格安SIMへのMNPする場合の注意点をまとめてみました!結論から言うと格安SIMから格安SIMはMNP出来ます。
同一回線の場合は十分な割引が受けれない場合がある
例えばau回線を使っているUQモバイルにMNPする場合、毎月-1000円の割引が受けられるスマトク割が、同じau回線のmineoやIIJmioのAプランから転入の際は割引が受けれないと言ったデメリットがあります。
実際に私がUQモバイルにMNPした際の申し込み画像ですが、割引内容を番号で説明していきます。
1..たっぷりプランの基本料金です。値引きされる前の金額なので4980円
2…端末アシスト1200とはMNP加入時に買ったスマホの分割料金です。P9litePREMIUMを一緒に買いました。毎月1200円づつの請求が発生します。
3…マンスリー割はスマホをMNP時に分割購入した人向けの割引で、今回P9litePREMIUMを分割購入した事によって毎月1200円の端末料金が発生しますが、これに対してマンスリー割で-1200円の値引きが入るので実質P9litePREMIUMはタダで購入出来る事になります。
4…このスマトク割は契約から25ヶ月間-1000円の割引が入ります、これがau回線(au含む)からMNPした際には割引になりません。私の場合はIIJ(ドコモ回線)からのMNPだった為に対象となりましたが、au回線からのMNO時は注意が必要です。
5…イチキュッパ割はぴったりプラン、たっぷりプランにMNPした人を対象に13ヶ月間-1000円の割引が入ります。
本来ドコモ回線や新規で加入した場合。たっぷりプランは月額2980円(1年目)で利用出来ますが、au回線からのMNPの場合は月額3980円で利用する事になりますね。スマトク割が適用されないからです。
Y!モバイルも同じ様に同一回線からの申し込みは割引適用されない場合も
同じく通話、ネット、端末料金コミで人気のワイモバイルもS,M,Lプランにおいてはソフトバンク系回線からのMNPはスマホプラン割引き(UQモバイルのスマトク割に相当)が受けれず、毎月1000円割高の料金を支払う事になります。
今後発表される日本通信のソフトバンク系格安SIMから同じようにワイモバイルにMNPする際は割引適用外になると予想されます。
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端末は好みになりますが….UQモバイルやワイモバイルよりも使える通信量が多かったりするので、au回線やソフトバンク回線を利用していて格安SIMのコミコミプランを希望している人は楽天モバイルは要チェックかと。
格安SIMから格安SIMへのMNPは全てのMVNOで可能では無い
今回私はIIJmio→UQモバイルへとMNPを行ったわけですが、全ての格安SIM(MVNO)間で自由にMNPが出来るわけでは無いようです。一部MNP出来ない格安SIMもありますので注意が必要でして、特にドコモ系格安SIMからドコモ系格安SIMの転入ができないところがあるようです。
今回の記事作成にあたってこちらの記事を参考にさせてもらいました。
すべての格安SIMを調査したわけではないのですが、格安SIM~格安SIMで転入できない主要MVNOは以下の通りです。
LINEモバイル
最近人気のLINEモバイルでは一部転入できない格安SIMがあります。以下公式ページ引用です。
下記のMVNO事業者からのMNPの場合、お申し込みいただけない場合があります。その際はLINEモバイルカスタマーセンターよりご連絡させて頂きます。<事業者名 / サービス名> ※2016/11/22現在⋅NTTコミュニケーションズ株式会社:「OCNモバイルONE」⋅NTTPCコミュニケーションズ株式会社:「Master’sONE」⋅株式会社NTTぷらら:「ぷららモバイル」⋅株式会社ニフティ:「Nifmo」⋅株式会社グローバルトラストネットワークス:「GTN MOBILE」⋅株式会社サンライズ:「Sun-Netモバイル」⋅株式会社朝日ネット:「ANSIM(アンシム)」⋅株式会社日友インターナショナル:「MUSASHI MOBILE」⋅ジャパンモバイル株式会社:「J⋅mobile」⋅有限会社ウィル:「ハルモバイル」⋅株式会社坊ちゃん電力:「坊っちゃん電力のSIMカード」⋅大一ガス株式会社:「大一でんわ」⋅ネクストパワーやまと株式会社:「やまとモバイル」⋅株式会社MEモバイル:「カシモ」
Nifmo
NifMoから「OCNモバイルONE、ぷららモバイルLTE、Master`sONE、ぷららモバイル、GTN MOBILE、Sun-Netモバイル、MORAモバイル、ANSIM(アンシム)、MUSASHI MOBILE、LINEモバイル(2016年9月8日追加)、J・mobile、ハルモバイル、坊っちゃん電力のSIMカード、大一でんわ」へのMNPによる転出および、上記事業者からNifMoへの転入は行えません。
ぷららモバイル
※ご契約中の通信事業者によっては、MNP転入ができない場合があります。(エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社(OCNモバイルONE)、ニフティ株式会社(Nifmo))あらかじめご契約中の通信事業者へご確認をお願いいたします。
OCN、ぷらら、Nifmo(ニフティー)、LINEモバイル利用者は注意が必要
比較的利用者が多い格安SIMで注意が必要なのはOCNモバイル、ぷらら、nifmoの3社でしょうか….。この3社間でのMNP転出はできないようですね。最近利用数が増えているLINEモバイルへのMNP転入も制限がされているようですね。
OCNからNifmoやぷららに転入するケースは少ないかもしれませんが、NifmoやぷららからOCNやLINEモバイルへのMNPの検討は結構多いのではないでしょうか?現状ここへはMNPできませんので注意が必要になります。
大手格安SIMでは基本的にはどこからでもMNPできる
大手格安SIMのIIJや楽天モバイル、UQモバイルやmineoなどほとんどの大手格安SIMはどこからでもMNP転入ができます。
ですからあまり構える必要はなさそうですが、正直ユーザーからしたら迷惑な話ですよね..。好きな時に好きな会社に移れるのが格安SIMのメリットでもあるわけですから、転入が規制されるとか。
今はそれほど格安SIMから格安SIMに移る人は多くないでしょうけど、今後は多くの人が格安SIM間を行ったり来たりするはずです。
個人的に自由に転入、転出先を選べない会社は…避けたいところですね。安かったり良いキャシュバックがあればそっちに移りたいですもんね~。
まとめ
- 格安SIMから格安SIMへのMNPはできる
- 同一回線へのMNPは割引やキャッシュバックなどのメリットが少ない
- OCN、ぷらら、Nifmo、LINEモバイルなどの間ではMNP転入ができない場合がある
- ほとんどの大手格安SIM間では自由にMNPができる
個人的には同一回線でのUQやワイモバイルのスマトク割りやスマホ割(月額-1000円)が適応されないのは痛いかなぁと。特にau使ってる人なんて格安SIMにMNPしようと思ったら同じグループ会社のUQモバイルは真っ先に候補になりそうなもんですが…。まぁ同一回線内でのMNPじゃ企業側もあんまり利益にならないでしょうから仕方ないのかなと思いますが。
とにかく格安SIMの良いところは「1年使ったら違約金なしで好きな会社に移行できる」ことです(UQや楽天、ワイモバのコミコミプランは2年縛り)
気になる会社があれば今まで以上に好きにMNPできますので(転出転入費用はかかりますが)気に入らない点があれば「1年使って他の会社へ転入しよう」位の軽い気持ちで利用できるのも格安SIMの良いところですよね。それではまた!
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