私の様な凡人が個性的なフリをするのは疲れるからやめようと思った話

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私の様な凡人が個性的なフリをするのは疲れるからやめようと思った話

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個性的な人、個性派、1人1人の個性を大事に、個性個性…もはやありふれた【個性】というフレーズ、なんだかテレビを見ても雑誌を見ても個性がもてはやされてて、流行ってんのかなって思っちゃいます。

そんなに凄いのか個性って。大した個性もアイデアも思いつかない凡人の私はちょっと嫉妬します。

会社や組織の中でも個性的なやり方でとてつもない成績や結果を出す人も世の中には沢山居るでしょうし、あなたの会社や身の回りにもそんな人は居るでしょう。実際そういう人ってカッコいいし会社からの評価も高いですよね、そりゃ結果を出してるんだから当然。

今回は本当に個性的な人ではなく、個性的な人であろうとする普通の人達に「別にそんなに頑張って個性を全面に出さなくても良いんじゃない?」って話です。疲れませんか?私は疲れました。

ただ個性を育てるとか教育や子育ての個性と私が言ってるのは違くて、あくまでも組織の中の話ですよ。子供は居ないから子育ての事や親の気持ちはわからないですし。

個性的な人の下で働いた私の過去などを紹介しながら書いていきます。

この時点でうまくまとまらない感じですが、良かったら最後まで見ていって下さいね。

 

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私が思う個性的を演じてる人

本当に個性的な人って自分を個性的だと思って無いし、そもそも個性的っていうのは世間からの評価で個性的って言われるてだけであって、自分で自分を個性的とか言っちゃったら頑張ってそうしようとしてる人なのかなって思っちゃいます。

そういう人って居ませんか?過去の私のように、自分に合わない事を無理にしようとすると何にも上手くいかないですよ、ちょっと昔のお話をします。

 

個性的な人の下で働いた時の話

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5〜6年前まで誰もが知っている大手企業で小売の仕事をしていました、売り場担当者です。仕入れや陳列にバイトの面接や時給など自分の売り場に関する事ならある程度自分の好きにさせてもらえました。

そんな時に社内報(会社内の月刊誌みたいなやつ)で凄まじい売上を上げる人が話題でした、毎月の社内報にその人が掲載され社長も大絶賛!直接社長がその人の売り場に足を運んで毎月視察する程。もちろんすぐにその人は昇格して地方の大型店舗の店長に昇格しました。仮にこの人を佐藤さんとします。

それから数カ月後、私に転勤の辞令が来ました。場所は佐藤さんが店長を務める大型店舗、自分にあんな大型店が務まるかと思いつつも、佐藤さんの下で働けるのだから凄い事だ、色々学べる事も多いはずだと期待と不安を旨に転勤しました。

転勤して佐藤さんの店舗に配属後、働き始めてすぐに知ります。佐藤さんが完全に元ヤンキーだと。店員同士のインカム(耳に付けてしゃべる無線マイク)では罵声が飛び交います「なにやってんだよおめーはよ!」「使えねえ!」「馬鹿じゃねえの?」これを個性的と言うか微妙ですが…ただ店舗の売上は良かったです。

 

周りの社員達は

そんな口調と態度に、周りの社員達は徐々に感化されて同じ様な態度や口調になっていきました。「このイケイケな感じでやれば評価されるのだろう」そう思ったんだと思います。何故なら全国の店舗の憧れであり社内で一番評価されてる人が佐藤さんなのだから。

みんなアルバイトや同僚を罵倒しリーダーシップの様なものを発揮していたつもりなのでしょうが、明らかに佐藤さんの真似、無理してるのがみえみえなんです。中には以前に他の店舗で一緒に働いて居た人もいましたが明らかに前と違う人みたいになってました。

時にはアピールの為、佐藤さんに食って掛かる人も居ました、こんだけ真剣なんだよっていうアピールでしょうが、そういう人を佐藤さんは評価します。

「個性がなきゃダメだろ!時には上司にも食ってかかってこいよ!俺はそうしてきたんだから!」そんな話をタバコを吸いながら良く話してました。

そんな環境ですから、「自分は個性的でイケイケなんだよ」とみんなこぞってアピールします、アルバイトが休めば「やる気あんのかよおめー!」「もう来なくていいよ!」そんな会話が飛び交います。今思うと異常だったと思います。みんな常にイライラしててピリピリしてました。一番かわいそうだったのはアルバイトの人達だったと思います。

みんな奇抜な発言をしたりアイデアを出したり、とにかく個性アピールに必死のように思いました。

私はどうかというと、その環境に慣れて徐々に感化されて行きました、流石に怒鳴ったりはしませんでしたがイライラしてるのをあえてわかる様に振る舞ったりして周りの社員との関係も上手く行かず、仕事以外の事で疲れておりました。完全に背伸びしてました。

その後、私はストレスで体調を崩し病院通いになります、その時ふと今の自分の環境は自分に合ってないなと、なんで自分は自分なのに佐藤さんの様になろうとしたのか、無い個性を無理に作るのに疲れてしまい背伸びするのをやめました。その数カ月後東日本大震災が来ます。

そのタイミングで退職しましたが、今の職場では穏やかに自分の仕事をこなし給料を貰っています。以前より給料は減りましたが精神的な圧迫感や苦痛もなく充実してます。個性的なフリをしなくても自分のポジションの仕事をこなして評価をしてもらっています。

その後聞いた話ですが、佐藤さんの下で働いていた社員達(7〜8人)のうち半分位は退職したそうです。詳細な理由はわかりません。

 

みんなが佐藤さんでは成り立たない

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つまりみんなが佐藤さんのようになろうとして疲れてたんだと思います、佐藤さんには妙なカリスマ性というか人を惹きつける何かがあります。間違いなく私には無いものです。

それを演じようとしても疲れるだけです、彼はいろんな意味で個性的過ぎました。

他人の個性を真似るよりも、自分は自分のやり方で仕事をしたほうが絶対良いと思います。仮に佐藤さんのように売上を挙げて会社に貢献している人は目立ちますが、その下には沢山の普通の人達が自分の役割を地道にこなして会社を支えてます。

人に有って自分に無いモノを受け入れるのは大変かもしれませんが、無いのに有るふりをする方がもっと大変ですよ。

私が在籍していた企業がそうだっただけかもしれませんが、平凡でも地道に仕事をしている人たちもしっかりと評価をして欲しいものです。もちろんそういう評価をされている会社に勤めているのであれば幸せな事ですよね。

 

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まとまらないまとめ

やっぱり上手くまとまりませんでした…すいません。ですが個性云々の前に自分のポジションや自分のペースでしっかり仕事をすることのほうが大事だと思います。

サラリーマンは短距離走じゃなくマラソンです。自分とかけ離れた人の真似をしても、本当の自分と演じてる自分との距離の分だけ疲れちゃいますよ。

もちろんこーゆー人になりたいっていう憧れや目標をもつ事は大事ですが、あなたとその人は別人ということ。あなたはあなたなりのやり方で頑張ったほうが長続きしますよってお話です。

まとめると陵南は仙道だけじゃなくて植草や越野、池上がいるから強いんだよって話です(強引)

 

仕事で疲れた時とかに良く読む本です、何度も読み返してます。仕事に対して前向きになれます

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