落雷から家電やPCを守る!知っておくべき雷サージとその対処方法

※本ページはプロモーションが含まれています

落雷から家電やPCを守る!知っておくべき雷サージとその対処方法
落雷 画像

いきなりですが…雷サージって言葉を聞いた事があるでしょうか?落雷による電気が逆流して電線から家庭内に侵入、コンセントから雷の電流が伝わり家電やPCなどを壊す現象です。

一瞬たりとは言え雷の電流が家電製品に伝わるんですから、ひとたまりも無いのは想像できるかと思います。

そこで雷サージについて詳しく書いてみたいと思います。雷サージって何?雷サージから家電やPCを守る方法、雷サージを防ぐオススメグッズなど。

何にも対策してない人は早めに対策した方がいいですよ!特にPC周辺機器などは要注意!これから雷サージ対策を始める方、雷サージの事が気になる方は続きをどうぞ!

スポンサーリンク

雷サージとは?雷サージの仕組み

出典:elecom.co.jp
出典:elecom.co.jp

落雷や雷の放電により建物内に電気が逆流してくる現象を雷サージと呼びます。どこから落雷の電流が侵入してくるかと言うと主に電柱の電線から電話線や電気ケーブルを通って侵入してきます。

何も対策していないと侵入した電流は電話機やテレビ、パソコンなどに達して機器を壊す訳ですね。厳密には機器内の基盤が雷の電流によってショートします。

出典:elecom.co.jp
出典:elecom.co.jp

毎年多くの家庭で雷サージの被害に合っているようで特に落雷の多い7月、8月に雷サージの被害が多いですね。夏じゃないからと言って安心は出来ませんが..。

雷サージでの家電の故障は保証対象外

多くの家電製品のメーカー保証は落雷による故障をサポートしていないんですよね(家電量販店の延長保証は対象の所もあるようですが)買ったばっかりのテレビやパソコンが雷サージでやられても修理は有料になります。

特にパソコンはHDDもダメになったらデータごと無くなっちゃうんでダメージは相当デカイかと…。私ならしばらく立ち直れないレベルのダメージです。

特に被害に合いやすいのが電話機やモデムなど

電話機等の通信回線は電気の通り道になりやすく、電話回線から電気(雷サージ)が入ってきてコンセントへ抜けていく事が多いです。おそらく雷サージで「モデムがやられたっ!」って方は結構多いのでは?

例えば避雷針などがあれば、落雷時に電気はそちらに逃げて行くはずですが、一般家庭で避雷針ってそうそう無いでしょうし、設置も現実的じゃないですよね。雷サージ対策は家の中で行う事が必要です。

特に雷サージが通信回線から侵入→モデム→有線接続のPCという経路が多いので、通信回線付近の雷サージ対策は必須と言えそうですね。

直撃雷サージと誘導雷サージ 

雷サージにも種類があって直撃雷サージと誘導雷サージという2種類があります。

直撃雷サージ

一般的にイメージする落雷による雷サージで、電柱などに落雷が落ちて電線を経由して家庭内に入って来ます。これは電気機器をコンセントから外すしかなく、数百万〜億単位の電圧が流れますので防いだりすることは非常に難しいと思います。というか防ぐの無理でしょうね….。

誘導雷サージ

落雷しなくても大気中の稲光でも電磁パルスを発し、これにより電線に誘導電流が流れ雷サージとなります。また電柱などではなく、直接樹木や地面に落ちた落雷によって電磁界が発生して電線などに誘導電流が流れ雷サージとなり家庭内へ侵入して来ます。

直接電柱や電線に落雷したわけじゃないのに誘導電流が発生して間接的に家庭内へ侵入してくるのが誘導雷サージですね。これが一番被害範囲が広く、対策出来る落雷になります。

雷サージへの対策方法

落雷

雷サージから被害を受けない為にはどうすれば良いのかまとめます。先程も言った通りさみなりサージは家庭内での対応が基本になりますので雷が鳴ってきたらどうすれば良いのかを書いていきます。

雷が鳴ったらコンセントを抜く

昔から言われてますが、雷が鳴りそうになったらコンセントに挿してある機器を抜きます。一番効果が有る方法で家電やPCを守る方法としては確実です。その代わり手間ですよね、いちいちコンセントの抜き差しを行うのが。

そもそも雷が鳴った時に自宅に居るかどうかもわかりませんから自分が自宅に居る場合に限ります。雷が鳴り始めたらコンセントに近づかない方がイイです。落雷によるサージが入ってきた時にコンセントを触っているのは危険です。

コンセントを抜くのが確実ですが、一方で雷が鳴った時に自宅に居なければならない事や、いちいちコンセントの抜き差しを行わなければならないので現実的な方法では無いかなとは思います。夕立などの急な落雷に備えて事前にコンセントを抜いておくのは有効だと思いますよ。

ブレーカーを落とす

自宅のブレーカーを切る(OFFにする)のも有効な方法です。ただし仮にブレーカーを切っていたとしても100%雷サージを防げるわけじゃなく、よほど強い雷サージの場合はブレーカーを切っても家庭内にサージが侵入することもあるそうです。

そう言った意味ではコンセント抜く方が効果は高いですが、抜き差しの手間は無いので多少手軽に出来ますね。ただし、問題はコンセントを抜くのと一緒で雷の時に自宅に人が居ないとブレーカーを切る事が出来ないのが問題です。

雷サージ対応タップもしくはコンセントを付ける

雷サージ タップ画像
出典:amazon.co.jp

一番手間が掛からず現実的なのは家庭内のコンセントに雷サージ対応タップ、コンセントを付ける事です。雷サージ対応タップは雷サージが家庭内に侵入してきた時、テレビやPCにサージが到達する前に雷サージを吸収してくれます。

テレビやPCの身代わりになってくれると言った方がわかりやすいかもしれませんね。一番のメリットはこのタップを経由して家電やPCをつなぐだけで雷サージから守ってくれる事。

自宅に居なくても、落雷があっても家電やPCを雷サージからから守ってくれるのが一番のメリットです。価格も比較的安価で手にし易いです。数万もするテレビやPCが壊れる事を考えたら…買っておいて損はないかもしれません。

雷サージ対応タップの効果は?

雷サージ対応タップを付けたからと言って100%安心とは言えません。安心度で言ったらコンセントを直接抜く方が安全度は高いです。しかも雷サージ対応のタップも様々なので、一概にどれでも良いとも言えないんですよね。

それでもこのタップを付けておくことに越した事は無く、家電やPCを雷から守る一番現実的な方法だと思いますよ。

雷サージ対応タップの選び方

雷サージを選ぶ時はジュールと制限電圧をチェックしましょう!私もネットで調べたのですが、コチラの記事を参考にさせてもらいました。

参考 「雷ガード機能つき電源タップ」の賢い選び方をプロに聞いた

雷サージを防ぐタップを探す時はエネルギー耐性制限電圧をチェックすると雷サージタップの性能の目安になりそうです。

エネルギー耐性(ジュール)

どれ位のエネルギーにこのタップが耐えられるかを数値化したものです。(ジュールは熱量の単位)上記記事によるとエネルギー耐性は600〜700以上のモノを用意したほうが良いとの事。この数値が高ければ高い程高いエネルギーに堪えられるという事です。

ただ日本の商品でエネルギー耐性が書いている商品は少なく、意味合いは若干違いますが最大サージ電圧を参考にするとイイかと思います。誘電雷サージでも雷の頻度が高い所では10000ボルト以上の耐性のタップを用意したい所ですね。

制限電圧

制限電圧は雷サージをガードする機能がどれ位の電圧で作動するかを示す値です。制限電圧は400ボルト以下の商品が良いとの事です。この数字は小さい程高性能だそうで、より小さな雷サージでも反応するようになってます。

制限電圧が400ボルト以下を基準に商品を選びたい所ですね。雷サージ対応タップは家電量販店やホームセンターなどで売ってますのでパッケージに書いてある値を参考にして選んでみてはどうでしょうか?

amazonでも買えるオススメ雷サージ対応タップ

最後にamazonでも買える雷サージ対応タップを紹介します。参考基準は先程のエネルギー耐性と制限電圧の数値、それにユーザーレビューなどを考慮して私の主観で選んでいます。

6口タイプのタップですね、雷サージは12500ボルトまで対応していますので比較的安心できる耐圧ではあります。その他差込口にホコリが入らないようにするホコリシャッターや火事の原因となるトラッキング防止ガードが付いています。 複数口で使うタップを探しているならチェックしてみてはどうでしょうか。

一口のコンセントですが60000ボルトまでの雷サージに対応します。100%安心とは言いませんが、市販のモノでこれ以上の雷サージに対応してるタップは無いかもしれません。トラッキング防止機能付き、反応速度が従来比8倍との事でamazonレビューの評価も高いです。万が一でもこれなら安心?

これは既存のタップの電源に近いコンセントに差し込む事でタップに差し込んでいる機器を守ってくれます。これがあれば今使ってるタップの口を1つ使えばわざわざタップを雷サージ付きのものに買い換えなくても大丈夫です。雷サージは60000ボルトまで対応、タップを買い替えたく無い人はチェックしてみて下さい。

スポンサーリンク

まとめ

雷サージは完全には防ぐのは難しいですが、それでも雷サージ対応のコンセントやタップは用意したいてほうが良いと思います。何度も言いますが高額な家電やPCが壊れたら…ほんと目も当てられませんよね。

比較的安価は価格で買えるので近所の家電量販店やホームセンターで実物を見ながら買ってみてはどうでしょうか?

それではまた!

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA