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第二種電気工事士の資格取得にやっと成功しました!思い起こせば3年前、仕事の上で仕方なく受験することになったこの試験ですが、計算や数式の暗記、細かい作業など全てにおいて私の大嫌いな要素がふんだんに盛り込まれたこの資格との相性は最悪でした。
二種電気工事士を受験するけど計算が大嫌い!細かい作業が大嫌い!今年落ちた大嫌い!
そんな大嫌いばっかりの人に私なりの勉強方法と私が失敗した経験を踏まえてオススメの勉強法をお伝えします
「2回落ちた奴の勉強法なんて参考になんねーよ!」
その通りですwですが、落ちたからこそ、こーしとけば良かった、あーしとけば良かったなどと思う事が色々あるのです。良かったら見ていって下さい
計算が嫌いな人、細かな作業が嫌いな人向けの記事なので、そーでもない人は読んでもあまりメリットはないかも知れません。
計算が嫌いな人の筆記試験対策
まず1次の筆記試験、私は2回受けてますが2回とも筆記は合格しております(電気工事士は筆記が受かって技能で落ちると次の年は筆記が免除される)数学大嫌い、計算大嫌いの私から言わせてもらうと嫌いなら計算問題は後回しにしたほうが絶対良いです。
計算問題の優先順位は高くない
まず筆記試験は50問中30問正解で合格です、そのうち計算が必要な問題は最初の10問前後です。
何も満点を取る必要は無いので、苦手な計算は後回し、その分鑑別や法令などの問題をしっかりやって点数を稼いで下さい。嫌いな計算から勉強を始めるとモチベーションがめちゃくちゃ下がります。
最初の頃は私も苦手な計算から勉強しましたが全然楽しくないし苦痛でした
法令、鑑別、図記号この3つをまず重点的に過去問中心に行うことで、かなり合格に近づけます!暗記や写真をみて工具を答える問題などが多いので、過去問題を繰り返せば点数を稼ぎやすいです
筆記問題はひたすら過去問の繰り返し
筆記試験の合格率は大体60%前後、難しい試験じゃないんです!問題はほとんどが過去問からの出題なので兎にも角にも過去問をこなして問題を覚えていく事が大事です。
何度もこなしていると見たことある問題が何度も出てきますので徐々に正解率は上がります。
引き続き計算問題は無視でその他の過去問でしっかり点数を稼げる様にして下さい。
過去問で間違えた箇所→テキストで確認…この繰り返しです。
50問中30問位当たる様になってきたら
過去問を繰り返し行い、計算問題は無視しても、大体50問中30問前後正解出来る様になってきます。
30問正解できたら本来もう合格ラインですが、本番に望む前に過去問で安定して35〜40問位の正解を得られるようになると、本番でもかなりの確率で合格出来ると思います。
30問位正解出来る様になったらここではじめて計算問題に手を付けます。
最初10問位は計算問題ですが、何も10問全部正解する必要はありません。他で30問位稼げるのなら10問中4,5問正解するだけで十分です
計算の大嫌いな私がお世話になったのはコチラのサイト→nekoden
必要最低限の計算問題の公式などが非常にわかりやすくまとめられています。私はほぼここのサイトで二種電気工事士の計算問題の勉強を終えてます。
このサイトで計算の基礎を理解すれば筆記試験は大丈夫のはずです!
勉強の前に多少の基礎知識を覚えて勉強に取り組みたい人は…
いきなりどんな資格かもわからずテキストや過去問に手を付けるのは苦行以外の何者でもないです。
さわりだけでもどんな問題が出題されて、どんな資格なのかを知ると問題も理解しやすいと思います。
私が最初に勉強を始める前に読んだのがこちらの漫画形式の本
[amazonjs asin=”4864060118″ locale=”JP” title=”マンガでそこそこわかる第2種電気工事士筆記+技能入門すい~っと合格コミック (すぃーっと合格コミック)”]文字ばかりを読んでいても頭に入らないので、この資格を漫画でザックリ理解してこの資格に興味を持つ意味ではこの本は凄く役に経ちましたよ、初学の人は特にオススメです。
ちなみにテキストも過去問も同じ出版社の同じシリーズを使いました、ただこの出版社じゃなきゃってダメって事は無いと思うので、とにかく過去問あるのみ!
通勤通学の時間もアプリで過去問は出来る
テキストを開けないような電車やバスでも過去問は出来ます、以前の記事でも書きましたが通勤通学の時間を勉強の時間にすると結構まとまった勉強時間が取れますよ
【過去記事】私が通勤時間にiPhoneアプリを利用して国家資格を3つ取得した方法
技能試験はまず複線図をひたすら書きまくる

筆記試験が終わると次は技能試験です、これも細かな事が大嫌いな人が勢いだけでやろうとすると意気消沈間違いなしです。切ったりくっつけたりする作業の前に暗号のような問題を複線図という設計図に書き換えて制作しなければなりません。
私が落ちたのも2回ともこの技能試験で、ちゃんと複線図さえ書いていれば1回で合格出来たのに、それを2年連続で繰り返した愚か者です。技能試験の技術的な事は私などではなく二種電気工事士の専門サイトやYouTubeの動画などで詳しく解説してあるのでそちらをご覧になったほうがいいです。
複線図が大事な理由
まず複線図を完璧にかける様にならないと合格は非常に難しいと思います、書いた複線図が間違っている場合作った課題も絶対に間違っています。細かな作業が嫌いな人でも複線図を書く時は慎重になった方がいいです。
とは言っても出題予定の13問の内から1つが出題されるので、何度も何度も複線図を書いていると次第に頭に入ってきます、大げさではなく最初の1週間は複線図を書く以外しなくていいと思います。設計図が書けなければ課題は作れません。
なお試験本番ではいきなり複線図など書かずに作りはじめる猛者も居ますが、気にせず正確にゆっくり複線図を書けるかがポイントです。
HOZANは使った方がいいと思う理由

これはちょっと高いけど絶対使った方がいいと思う。コレ1つで被覆を剥いで、銅線でリングを作って、IV線を切る事が出来ます。1つで色々な事が出来るのも便利ですが、持参する工具が少なくて済むので机の上のスペースが広く使えます!
技能試験の机はちっちゃい
試験会場に着くと受験番号順に机が用意されていますが、非常に机が狭いです。
小学校とかで使ってた机の感じです、その上に試験問題、材料、筆記用具、ペンチ、ケーブルストリッパー、ライバー、圧着ペンチ、ラジオペンチ、ウォーターポンププライヤーなど…机が狭くて大変です
HOZANだとケーブルストリッパーとラジオペンチ、ペンチなどが1本で済みます。
また技能試験当日の会場は独特の雰囲気の為、通常よりスムーズに行かないと思っていた方がいいです、試験が始まった瞬間のケーブルを切る音や使い慣れない机など、そんな中40分で課題を作成するのはまさに時間との戦いです。
1本の工具で複数の役割が出来るのは無駄な時間を省いて作業に出来る時間を増やしてくれます。※実際に技能試験では完成させられずに途中でタイムアップになってしまう人が沢山居ます。
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まとめ
・計算苦手なら計算の勉強は最後
・とにかく過去問を繰り返す※私は5年分の過去問を3周位やりました
・通勤、通学はアプリで過去問
・技能は最初複線図を完璧にする
・HOZANはあった方が良い
上記5つを意識してやれば嫌な計算問題も苦になりません。技能試験もまずは複線図を完璧にしてその後技術的な所を練習していって下さい。
技能試験はYouTubeで【二種電気工事士 技能試験】で山ほど動画が出て来ます。私はそれを参考にしながら、練習の材料はホームセンターで買っていました。
私の場合、出題候補を2周と他に苦手な所をやって合格しました、とにかく技能試験当日の雰囲気に飲まれずに自分のペースで頑張って下さい!