最近何かとニュースで見かけるドローン、もともとは軍事目的で発明されたようですが、農薬散布などで産業用に幅広く知られ、現在では手軽な価格帯で購入できるモデルが多数ありAmazonでも買えます。
高画質なカメラを搭載して上空からの画像を個人でも撮影できるなど、使用方法は多岐に渡り人気を博しているようです。ですが最近色々なニュースで問題になってますよね、この前の首相官邸の屋上に墜落して放置されてたとか...
このようなニュースを受けてドローンに規制を敷くようです、確定はしていませんが5Km以上の距離を操縦可能なドローンに限りとのことですが。
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第3級陸上特殊無線技士とはどんな資格か
第3級陸上特殊無線技士とは無線を扱う国家資格です、身近なところではタクシーなどでしょうか。
無線基地局から移動する無線局(ようは無線を積んだタクシーの事)に指示を出す為にはこの第3級陸上特殊無線技士を持つ主任無線従事者が居ないと指示を出すことが出来ません。
この主任無線従事者がいればタクシーの運転手は無線の資格がなくても無線を使って良い事になっています。
タクシー以外では警察や消防の無線でもこの資格を持っている主任無線従事者が必要とされています
第3級陸上特殊無線技士の試験概要
●受験資格...誰でも受験出来ます
■試験会場...東京、札幌、仙台、長野、金沢、名古屋、大阪、広島、松山、熊本、那覇で年3回試験が開催されます。つまり一回落ちても数カ月後に再受験できるわけです。毎年だいたい2月上旬、6月中旬、10月中旬に上記の都市の会場で行われます。
■試験内容...無線工学、法規から各12問づつ出題され8問正解で合格です。
■合格率...80%以上
■受験費用...5152円 インターネットで申し込み出来ます。
詳しくは公益財団法人日本無線協会HPで確認を
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勉強方法と時間
この資格は合格率は毎回おおよそ80%以上と非常に合格しやすい資格になります。
2014年に私が第2級陸上特殊無線技士(第3級陸上特殊無線技士よりちょっと難しい)を取得した時の勉強期間は1週間程です。一日およそ1〜2時間程度インターネットの過去問サイトを延々と繰り返しました。
試験勉強にあたってテキストなどは一切購入しませんでした。
もともと無線の知識など皆無で触った事もありませんでしたが、合格することが出来ました。
というのもこの試験は過去の問題からの出題がほとんどです。そのため、最初は右も左もわからなくても、何度も何度も繰り返して過去問をこなしていると、見慣れた問題が何度も出てくるようになり答えも自然とおぼえます。
私がお世話になったサイトはこちら
第3級陸上特殊無線技士の過去問はこちらです↓
これを繰り返し何度も行えば細かな意味や理屈はわからなくても試験は合格できるはずです。
とはいえあくまでも合格するだけの方法であり、しっかりと無線の知識を身につけたいのであればしっかりとしたテキストを購入して勉強することをおすすめします。
まとめ
これからドローンがどのように進化していくのかわかりませんが、この後10年後とかは今よりももっとドローンは身近な存在になっているのは間違いなさそうです。
Amazonがドローンでの宅配構想を発表したのが2013年、現在はアメリカやカナダでテストをしているようですがAmazonがアメリカでドローン宅配を本格的に導入すれば、もちろん日本でもドローン宅配は行われると思います。
正式に第3級陸上特殊無線技士が5km以上操縦可能なドローンを操縦する際に必要になるのであれば、試験を受ける人も増えるでしょう。今と試験問題や範囲にも変更があるかもしれませんね。
受験の費用や難易度から見ても片手間の時間で気軽に受験できる国家資格です。
もし人気が出て難易度が上がったり、問題が変更になる前に取得しておくのもいいかもしれませんね(もしもの話ですが )
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