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ネットにつなぐだけなら無料でいいじゃん!
きっと誰でもそう思うハズです、実際私もそう思ってました。だけど有料Wi-Fiには有料なりのメリットがあり、無料Wi-Fiには無料なりのデメリットが有るわけなんです。
今回は無料Wi-Fiと有料Wi-Fiはどのような違いがあるのかを記事にしてみました。
どんどん増えていくWi-Fiスポットは便利でスマホの通信量削減に大きく貢献してくれます。
今後東京オリンピックの開催や外国人観光客の誘致の為より一層Wi-Fiスポットが増えるのは間違いないでしょう。
その一方で今後フリーWi-Fiを使った情報の漏洩や犯罪は絶対に増加します!そんなトラブルに巻き込まれない為に最低限の知識は持って置いて損はありませんよ。良かったら読んでみて下さいね。
有料Wi-Fiって?なんで有料なの?

有料Wi-Fiがなぜ有料なのか….無料Wi-Fiと同じようにネットにつなぐだけなのに何が違うのかをまとめました。
コレを知っててWi-Fiにつなぐのと、知らずに繋がるアクセスポイントに片っ端から接続するのではトラブルに合う確率はかなり違ってくると思います。
有料Wi-Fiはセキュリティーが付いている
まずはコレが一番のメリットで間違いないです。
有料、無料問わずWi-Fi接続してる時は情報漏えいのリスクはつきものなのです。ですが…有料Wi-Fiは万能とは言えないものの、情報のやり取りを暗号化して外部から情報のやり取りが見えない様にしています。
逆を言うと無料Wi-Fiは情報を暗号化せず外部からの情報が丸見えなんです。
仮に無料Wi-Fiに接続して買い物をした際のクレジットカード番号、住所、名前、電話番号、これらを盗もうとした人が居た場合、抜き取る事が可能です。その他見ているサイトのURL、メール内容、画像なども筒抜けになります。
無料有料の違いはこんな感じです↓

じゃあ有料のセキュリティーは万能なのかと言うとそうじゃないんですよね。
セキュリティーを解読する方法もあり、脆弱なセキュリティーの有料Wi-Fiもありますので「セキュリティーが付いてるから安全」と思うのは危険です。
例えばWEPという方式のセキュリティーは暗号化を解読するのに5分とかからずに解読できてしまいます。
実際にあったWi-Fiのセキュリティー被害
参考 無線LANへのタダ乗り行為で全国初の逮捕者、高出力アダプタ悪用やWEPキー突破も/BUZZAP
男は電波法が定める上限の9倍の電波を出力する無線LANアダプタをネットオークションで購入し、解析ソフトを用いて無関係な近隣の家の無線LANのWEPキーを突破。タダ乗りした無線LANを使って銀行の偽サイトに誘導するメールを不特定多数に送信し、偽サイトから回収したIDやパスワードを用いて自分の口座に送金させる「フィッシング詐欺」の手口などを繰り返し、1600万円をだまし取ったとみられています。
参考 韓国で無料Wi-Fiハッキング増加、スマホを守る方法は?/IT PRO
複数のカフェのWi-Fiルーターがハッキングされ、そのWi-Fiにアクセスした人も被害にあう事件が増えている。こういうケースがある。顧客がWi-Fiに接続したところ、「chromeの最新バージョンにアップデートしてから利用してください」というメッセージが登場した。OKをタッチしたところ、スマートフォンにハッキングプログラムがインストールされて、スマートフォンに保存してあったIDと暗証番号などを盗まれた。
先程も言いましたがセキュリティー有りのWi-FiでもWEPは比較的簡単に突破されます。正直「無いよりマシ」程度に思っていて良いかと思います。一部ではWEPの解析ツールもあるのだとか…。
その他、カフェや駅などの無料Wi-Fiは悪意のある人からすれば、Wi-Fiを使いハッキングして情報を抜くのは難しい事ではありません。ですからセキュリティが掛かってるWi-Fi=安全では無いとおぼえて置きましょう。
有料Wi-Fiは接続出来る場所やエリアが多いのがメリット
コンビニでも無料Wi-Fiが使える様になってWi-Fiの接続ヶ所はどんどん増えてきましたが、有料Wi-Fiはカフェやマクドナルドなどあらゆる場所で接続できます。セキュリティーで通信を暗号化してくれるので無料Wi-Fiよりは安心できますね。
有料Wi-Fiは通信速度が比較的安定している
無料Wi-Fiの場合、同時に接続している人が多い場合通信速度が低下する傾向にあると思います。例えば休日のイオンモールWi-Fiはほとんどが下り1Mbps〜2Mbpsしか出ない事が多いです。
関連 一日何度でも利用可能!AEON MALL WI-FIの設定方法
もちろん無料で運用しているので仕方の無いことですが、同じ時間帯のイオンモール内マクドナルドで有料Wi-Fiに接続すると下り20Mbps以上が安定して出ます。コレくらいの速度が出れば動画でも何でも問題なしですね。
Wi-Fiの利用制限が無い
多くの無料Wi-Fiは1日60分×3回など利用時間に制限があります、有料Wi-Fiは利用時間の制限無く使えるので長時間カフェなどでWi-Fiを利用する人は大きなメリットかもしれませんね。
じゃあどの有料Wi-Fiに接続すればいいの?

大手キャリアを利用中の人はdocomoやauのスポットWi-Fiを利用することが可能です。恐らく良く目にすると思いますし、実際に使ってる人は多いと思います。速度も速いですよね。
- docomoWi-Fi
- auSPOTWi-Fi
- SoftBankWi-Fi
しかもこれらのWi-Fiで使った通信量は毎月の利用通信量にカウントされないので通信量の節約にもなります。
その他の有料Wi-Fiを使いたい人は以下のサービスが主な有料Wi-Fi接続先です。
最初に覚えておきたいのは外出先でのWi-Fiセキュリティーの確保は少なからずコストが掛かるという事ですね。
公衆無線Wi-Fiの代表Wi2 300

公衆無線Wi-Fiの国内最大手がコチラのワイアンドワイヤレスになります。カフェや駅、空港、デパートなど多くの場所でWi-Fiを利用する事が出来き、月額利用料金は362円です。
そのほかオプションでチケットを購入することにより通信エリアが拡大するサービスも展開、接続ヶ所は全国30000ヶ所以上です。
wi2のセキュリティーは大丈夫なの?
先程WEPは無いよりマシ程度のセキュリティーと言いましたが、Wi2の場合はWPA/WPA2 PSK(TKIP)というセキュリティー規格を採用しています。「これで盤石!」という程ではないですが、先程のWEPよりは強固なセキュリティーで安心出来ると思います。
WPA/WPA2 PSKはWEPの改善版
このセキュリティーは利用パケット毎に暗号キーを更新(変更)する為、WEPよりも安全性は高いです。それでもセキュリティーを突破される事はあるようですが…
日常外出先で使うのであれば費用、セキュリティーの強度を考えるとWi2が現実的ではないでしょうか。ですが外出先でネットを利用する際のセキュリティーをもっと強化したい人は記事の最後をご覧下さい。
Wi-Fiのセキュリティーの有無の見分け方
外出先でWi-Fiに接続する際に「何を目安にセキュリティーの有無を見分ければいいのか?」という事ですがiPhoneのWi-Fi接続画面を元にしてみます。

各アクセスポイントの横い鍵のマークがあると思いますが、鍵マークのWi-FiがセキュリティーがあるWi-Fiになります。ちなみにセキュリティー付きのWi-Fiは有料の所が多いですから、契約していないと使えない場合が多いです。
注意して欲しいのは宿泊先のWi-Fiです。仕事がら結構ホテルなどに泊まりますが、1泊1万以上する様なホテルでも平気でセキュリティーが掛かっていない事があります。付いててもWEPだったりとか。
逆にサウナとカプセルが一緒になったような施設なのにセキュリティーはしっかりしてたりとか、結構ぐちゃぐちゃですねw個人的にビジネスホテルは多少コストが掛かってもしっかりしたセキュリティーを入れるべきです。意外と差別化出来るんじゃないかと思うんですが..。
これだけはやらない方がイイ!Wi-Fiに接続する際の注意点

じゃあ外出先のWi-Fiに接続するのは危険だから繋がないほうが良いのかというと、必ずしもそういう訳じゃありません。以下の事を守って使えば情報漏えいやトラブルのリスクは軽減出来るかと思いますよ。
- ネットバンクに外出先でアクセスしないこと
- クレジットカード情報を入力しないこと
- 個人情報の入力は控える事
- もし外出先でネット接続するならなるべくセキュリティーが付いているWi-Fiを利用する事
最低限これらの事を守っていれば万全ではないですが、ある程度の危険は回避出来るかと思います。あとこれだけWi-Fiの事を言ってますが、スマホのテザリングでネット接続するのがベターかと。
iPhoneの場合はテザリングでWPA2-PSKでの通信になりますので、もし手持ちのスマホがテザリング出来るならそれでも良いかもしれませんね。ただし、テザリングは通信量を消費しますから料金プランと相談が必要ですね。
最も安全性が高いWi-Fiはどれ?
おそらく「Wi-Fi」という事であれば外出先で一番安全なのがWiMAX2じゃないかと思います。
スマホ同様、契約者を認証して通信することと、AES(WPA2-PSK AES)という規格の暗号技術を使っているのですが、(おそらく)これが現在最も安全なセキュリティーだと思います。
このAESはアメリカ政府が公式に採用している暗号規格になります。「セキュリティーは万全にしたい」のであれば外出先ではWiMAX2などの有料Wi-Fiを利用することになりそうですね。
外出先のWi-Fiセキュリティーが気になる人は検討してみてはどうでしょうか?
ですが外出先のセキュリティー確保はレベルに応じて費用が掛かりますね…。WiMAXに関しては月額費用もそれなりに掛かりますので、検討されるなら一度詳しく調べて見てはどうでしょうか?
大幅なキャッシュバックや端末無料のキャンペーンをやっている時期に当たるとお得に利用出来ますね。
以下は転勤族はポケットWi-Fiに統一するべきという記事を書きました。固定回線代わりにもポケットWi-Fiは使えます。
まとめ
- 有料Wi-Fiはセキュリティーが有る(WEPなど脆弱なWi-Fiもあり)
- 有料Wi-Fiは通信速度が安定している
- 無料Wi-Fiのメリットは無料な事のみ
- 外出先の公衆Wi-Fiでは個人情報やクレジット情報などの入力は控える
不安な人は先程紹介したWiMAX2を利用して自分だけのWi-Fi環境を作る事をオススメします。
今後様々なWi-Fiをめぐるトラブルが増えるのは必至ですから外出先でネットを使う機会が多い人は気をつけるに越したことは無いですね、私の場合は絶対に外出先では銀行、証券口座は開かないようにしています。
ほとんどブログ書いたりネット見たりする位ですね。それもLTEルーターに格安SIMを入れて接続してます。LTEルータに関してはコチラの2記事をご覧下さい。
またセブン-イレブンのWi-FiやauのSPOTWi-Fiは災害時にはWi-Fiを開放すると言っており、特にセブンイレブンでは災害で停電になっても、その後バッテリーでWi-Fiスポットが2時間繋がる仕組みになってるそうです。
災害時の重要なインフラとしてもWi-Fiは私たちに必要不可欠になりそうですね。