mvno(格安sim)って何?わかりやすく説明します。

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mvno(格安sim)って何?わかりやすく説明します。

MVNOってなに?

これから更に聞くことになると思います【格安sim】【mvno】という言葉。このブログでもかなり取り扱っているテーマです。よりわかりやすく説明してみたいと思います。毎月の携帯料金を安くしたい!でも聞いたこと無い会社と契約するのが怖い!そういった方は是非御覧ください!

毎月8000円とか支払ってる携帯料金が2000円以下になるかも知れないですよ。

【関連記事】価格だけじゃない!ドコモから格安SIMにMNP!おすすめはこの3社

 

 

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mvnoって何?

mvnoとは仮想移動体サービス事業者を英語にして頭文字にしたものですが、そんなこと言われても何のこっちゃです。わかりやすく言うと自社の通信網を持っている大手キャリア(MNOといいます)から格安で回線を借りてそれを私達に安く提供してくれる会社です。

通信網を持っている大手キャリア(MNO)とはみなさんご存知NTTdocomo、KDDI、SoftBank、お馴染みの会社です。

実際ほとんどの人がこの大手キャリア3社のどれかと契約しているのではないでしょうか。もうちょっとわかりやすく図で説明してみます。

docomoを例に説明してみます、実際docomoの回線を利用したMVNO(格安sim)がほとんどです。

 

通常の携帯電話の契約

 

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これが今までの通常の契約です、私達が支払う利用料金の中には店舗(docomo ショップやauショップ)の費用、広告費、コールセンターなどのアフターサービスの費用が含まれています。ですから利用料金は自ずと高めになってしまいます。

2015.6/15 MM総研の記事によると2015年3月末までのスマートフォン利用者の月額利用料平均は6342円だそうです。この金額には端末購入料(割賦払い)は含まれません。

スマートフォン契約数および端末別の月額利用料金・通信量(2015年3月) – 株式会社 MM総研

 

MVNOとの契約

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mvno業者は一括で大量に安くdocomoの回線を借り入れます、安く借り入れた回線を私達に1回線づつ提供し、私達からの利用料金とdocomoからの借り入れた回線料の差額で利益を得ています。

一見すると途中に業者が入って料金高くなるんじゃないかと思われるでしょうが、私達とmvno業者の間には基本的にはショップなどの対人窓口は無く、大手キャリアの様に大々的にTVCMなどの広告も使っていないので、コストがかからず私たちは安く回線を利用することが可能なんです。

毎日見る白い犬や桃太郎のCM頻度を考えると広告費は凄いんでしょうね。

聞いた事が無い会社だと思われがちですが、大手キャリアの回線を使用しているという安心感があります。

先ほどのMM総研の記事中では、音声通話対応mvno simカード利用者平均は3,379円、音声通話非対応は1,199円(データ通信のみのプランの事)だそうです。

 

格安SIMってなに?

スマートフォンのみならず携帯を利用するにはsimカードを挿入しなければ使えません。simカードとは利用者の情報やプラン加入者を特定するための小さなカードです。携帯電話にはsimスロットと呼ばれるsimカードを挿す場所があり、そこにカードを入れないことには通話やモバイル通信が出来ません。(Wi-Fi通信はできます)

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iPhoneのSIMスロットからSIMカードを取り出している所です。

格安simとは先ほど説明したmvno業者が発行したsimカードの事です、今大手キャリアで契約してる方の携帯電話には、スマホ、ガラケー問わず契約している会社のSIMカードが挿入されています。

このsimスロットに格安simのカードを挿入して、各種設定を行う事で安く通信回線を使う事が出来ます。ちなみにSoftBankのスマホにdocomoの回線を使っている格安simを挿入しても使用できません。逆も然りです。次にmvno格安sim契約のメリット・デメリットを紹介します。

 

mvnoのメリット

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使用料金が安い

まずコレが一番のメリットです。例えば私が使っているIIJmioという会社は通話機能、通信量3GB、ショートメール付きで一ヶ月1600円です。これは大手3社ではまずありえない価格です。先ほどのMM総研のデータによるとスマホ利用者の月の通信量は平均で3.53GBだそうです。

大手キャリアで契約している人の多くは7GBの契約だと思いますが、実際は半分位しか使ってない人がほとんどです。本当に7GBも使ってますか?無駄にお金を払っていないですか?

 

2年縛りが無い

これも格安simの大きなメリットです。通常大手キャリアだと契約して2年後の同じ月に解約をしないと違約金が発生します。例えば平成27年10月に契約した場合、平成29年の10月に解約しなければ約1万の違約金が発生します。2年以上使えばいつ解約しても違約金が発生しないと思ってる方も多く、よくトラブルになる問題です。平成29年の11月に解約した場合は違約金が発生します。

格安simの場合データ通信のみの契約(通話無し)だと、いつ解約しても違約金無しです。通話プランですと1年以内の解約だとmvno業者にもよりますが、最大12000円程の違約金が発生します。その後はいつ解約しても違約金は発生しません。

 

煩わしいオプションやプランが無い

大手キャリアの様な複雑なプランや「最初の3ヶ月だけこのサイトに登録して3ヶ月後は自分で解約して下さい」の様な煩わしい事が無い。基本的にシンプルでわかりやすいプランが多いです。

通話+通信料=月額料金 こう言ったプランが多いです。非常にシンプルですね。

 

mvnoのデメリット

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良い点だけを挙げてきましたが、もちろんデメリットもあります。しっかりとメリット・デメリットを把握して自分に合ったプランや契約を選びましょう。

サポートはほぼなし

先ほども書きましたがショップや窓口が無いということは、逆を言えばサポートは手薄という事。わからない事や困った事があったら基本自分で調べて対処、ほとんどの事はホームページに書いてありますが、時にはGoogleで検索して同じ問題を抱えていた人の解決方法などを探す事も。

端末にsimカードを入れる際の設定も自分で行わなければなりません。自分自身がそこそこスマホやネットの事に詳しければほとんど問題無いと思います、また友人や家族、職場の人が詳しければ聞いて教えてもらうのも有りです。

身の回りに詳しい人がいなく自分も全く知識が無いという人はまず、ブログなどで理解する事から始めたほうがいいです。

現在mvno利用者は全体の3.9%と言われておりますから、身の回りでmvno契約をしてる人は結構少ないかもしれませんね。(今後数年でかなり増えると思いますが)

 

通信速度にムラがある

これは以前から言われてる事ですが、お昼や夜8時頃などの通信が混雑する時間帯は通信速度が遅くなる事があります。前よりだいぶ良くなり普通にネットする分には問題ありませんが、大手キャリアに比べるとムラはあります。ちなみに私の使用しているIIJmioは確かに遅くなる事もありますが、使用に支障がでるような回線の遅延はほとんどありません。(主に動画以外の使用)

 

無料通話が無い

大手キャリアのかけ放題の様なサービスはワイモバイルなど一部で行っていますが、基本的に家族内通話無料や、かけ放題の通話定額サービスはありません。友達や家族などとはLINEなどの無料通話アプリで話す事が想定されます。

その他職場や固定電話に掛ける際はプレフィックス番号を付ける通話アプリを使う事によって30秒10円の通話料で話すことが出来ます。

【関連記事】【IIJmioユーザー】通話料値下げアプリ楽天でんわVSみおふぉんダイアル比較!

 

※2016.5/22追記

現在は楽天モバイルでかけ放題プランをオプションで付けれるサービスを行っております。楽天モバイルはオプションの組み合わせ次第ではドコモに一番近い格安SIMだと思いますよ!楽天モバイルの詳細はコチラ

【関連記事】楽天モバイルはかけ放題プランやポイント優遇が大きな魅力!

 

キャリアメールが使えない

〜SoftBank@ne.jpや〜@docomone.jpや〜@ezweb.ne.jpなどのアドレスはすべて使えません。メインアドレスにはG-mailやYahoo!mailなどを使う様になります。現状LINEでのやり取りがほとんどメインでしょうから大きな支障はないと思いますが。

 

※2016.5/22追記

格安SIMの中では唯一楽天モバイルで絵文字やデコメが使えるキャリアメールを付与してます。

【関連記事】格安SIMでも絵文字が使いたい!格安SIMのキャリアメールを紹介

【関連記事】無料で使える楽天モバイルのメール設定!絵文字やデコメも使えるよ

 

携帯端末を準備する

これは現在docomoかauのスマートフォンをお持ちであれば問題ないのですが、端末をお持ちで無い方は契約の際に一緒にSIMフリー端末を購入するか、ご自分で用意する必要があります。

docomoのスマホを持っている方はdocomo回線を利用しているmvno業者を選べばオッケーです。auのスマホをお持ちの方はau回線を利用している業者を選びます。

残念ながらSoftBank回線を利用しているmvno業者は2015.10/25現在無い為SoftBank端末ではMVNOの利用が出来ません。

auの端末をお持ちの方はコチラの記事をどうぞ!

【関連記事】au系の格安SIMを比較!あなたに合うプランはどっち?

 

SIMフリー端末とは

その名の通りSoftBankだろうとdocomoだろうとauだろうと海外キャリアだろうとsimカードを挿して使える端末です。日本製のSIMフリー端末もようやく登場してきましたが、SIMフリー端末は海外メーカーの独壇場です。多くが台湾や中国のメーカーですが、安価な割に高性能なスペックで近年どんどんシェアを伸ばしています。

mvnoと契約する際に分割や一括で購入出来るので、もし対応した端末をお持ちで無いのなら契約と一緒にSIMフリー機を購入するのが良いかと思います。

【関連記事】SIMフリースマホの本体保証で知っておくべき5つの事

 

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まとめ

・mvnoは回線をまとめて借りて安く提供してくれる業者

・大手キャリアの回線だから安心

・メリット・デメリットをしっかり理解した上で契約する事

【関連記事】【とにかくスマホを安く使いたい!】mvno sim低速通信〜3GBまでの鉄板プラン比較!

私もmvnoを利用していますが、非常に快適かつ格安でスマホやWi-Fiルーターを使っています。もちろんメリット・デメリットがありますが私の場合明らかにメリット>>>デメリットでしたので満足しています。

今後MVNOは大きくシェアを伸ばすと思いますし、もっと各社競争すれば私達の通信量も大きく下がります。もう毎月スマホに1万とか払わなくていいんです。しっかり検討して自分に合ったmvno業者を探しましょう

 

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