猫の抜け毛対策に、皆さん何を使っていますか?我が家でも猫ちゃんを飼い始めた頃にブラシを購入ましたが、イマイチで。
5年程前になりますが、偶然ペットショップのモニターに流れていたブラシが気になり買い替えました。(結構いい値段)
ファーミネーターという猫用ブラシで、現在も使っています。
その「ファーミネーター」はどんなブラシなのか、長年使ってきて良かった所や残念だった所なども書いていきます。
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ファーミネーターは猫の抜け毛を90%除去する
抜け毛を最大約90%取り除けるブラシで、皮膚被毛のケアや猫ちゃんのヘアボールを減らすことができます。
90%抜け毛を除去できるかどうかは流石に計測できませんが...使ってみた感じでは相当の抜け毛を取ってくれているのがわかります。
猫の体をファーミネーターでなぞる時の感触や抵抗で、相当な抜け毛を取ってくれているのが伝わってきます。
服や部屋の抜け毛を減らせるので、掃除も簡単というわけですね。
ファーミネーターは、見た目は少々ごついです。
グリップは握りやすいように設計されていて、刃はステンレススチールで毛を切ったり傷つけないようになっています。
取れた毛はワンプッシュボタンを押すとブラシから外れます。使い方はシンプルで簡単ですね。
そんなファーミネーターは、種類がとても豊富です。
ファーミネーターの種類
ファーミネーターは実は結構な種類があって動物別、毛の長さ別に種類が分かれています。ファーミネーターの種類を簡単に紹介しますね。
ファーミネーター犬用
- XS(超小型犬)
- S(小型犬)
- M(中型犬)
- L(大型犬)
- XL(超大型犬)
ファーミネーター猫用
- S(小型猫)
- L(大型猫)
ウサギ・フェレットなど
- XS(小動物用)
それぞれに、短毛種用と長毛種用があります。*小動物用は1種類だけです。
短毛種用:毛の長さが5cm以下 →エッジ(刃)が短い
長毛種用:毛の長さが5cm以上 →エッジ(刃)が長い
そうは言っても、毛の長さが分かりにくい子もいますよね。
どのファーミネーターを選べばいいかわからない場合は
我が家が使うペットショップでは、適応犬猫種のリストが商品の横にかけてありました。
通販サイトによって記載しているところもあるので、購入の際は参考にするのもいいかもしれませんね。
ちなみにウチの猫二匹は短毛種用のブラシを使ってますよ!全く問題なく使えてます。
ファーミネーターの使用方法
毛の流れに沿って、やさしくとかすだけです。このブラシは人間工学に基づいたデザインの為、余分な力をかけることなくできるそうです(パンフレット参照)
さっきも書きましたが、毛を手入れする時の抵抗と感触で、抜け毛をしっかり除去しているのが伝わってきますね。猫も気持ちよさそうにしています。
この他、以下のことを取り入れると良いです。
- トップコート(上毛)が長い場合は、めくってブラッシング
- お尻や毛の溜まりやすい首も丁寧に行う
- お腹や足、デリケートゾーンは気を付ける
そうしてお手入れが終わったら、ワンプッシュボタンで溜まった毛を押して取ることができます。簡単ですよ。
とはいえ、やりすぎは良くありませんね。皮膚を傷つけてしまう例もあるようです。
では次に、頻度と注意点を説明します。
抜け毛処理の頻度は?
ファーミネーターのパンフレットによると目安は週1回程度です。ただし我が家では気が付いたときに...大体、月に1回程度でしょうか。
ただ毛の生え変わり時期や抜け毛が気になるときは、必要に応じてブラッシングをしてあげましょう。
ファーミネーターの注意点
- 生後9か月からの使用が推奨されています
- アンダーコート(下毛)がある子に使用します →分からない時は医師や店員さんに確認して下さい
- 皮膚の弱い子やアレルギーのある子は使用注意!
※アンダーコートとは皮膚に近い柔らかい毛の事
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ファーミネーターを使って良かった点・残念だった点
アビシニアンの子はあまり毛づくろいはせず、色がグレーなのでフケや抜け毛が目立つんです。結構汚いですよね。季節の変わり目は、特にです。
この子のためにファーミネーターを購入したわけなんですが、使っていて良かった点もあれば、残念だった点もありました。
良かった点
- 毛をしっかりキャッチしてくれます
- 毛がキレイに整います
- ボタンを押すと毛がブラシから外れるので、簡単に捨てられます
軽く撫でるだけでも本当に毛が取れるのですが、量を目で確認できるのは良いですね。取れた実感があります。
ブラッシングをした後は毛並みが本当にきれいで、つい触りたくなってしまいますね、これは本当に満足です。
取った毛を捨てるのも簡単で、ワンタッチですぐに毛を捨てる事が出来ます。
残念だった点
- フケが出てしまう
- 値段は決して安くは無い
まずウチの猫は短毛な上、グレーなので余計フケが目立ちます。ファーミネーターできれいにした後も、皮膚を刺激され多少のフケが出てしまいますね。
仕方無い事ですし、ファーミネーター自体の短所ではないにしろ、ブラシ部分がステンレスなのでゴムや木の素材のブラシよりはフケが出やすいと感じました。
価格ですが、お店で買うと5000円前後しますので猫のブラシとしては安くは無いです。
猫の抜け毛に大きな問題が無ければ無理に買う必要はないと思いますよ。
それでも一般的なブラシでは満足できない人はファーミネーターをおすすめします。
どちらにせよ「試しに買ってみよう!」と思うには少し高い商品ですね。近所のペットショップでは、税込¥5,832円です。
実店舗で買うよりはAmazonや楽天の方が安いと思います。
まとめ
残念な点はいくつかありますが、うちで現在まで使っているのはやっぱり毛が良く取れる、この点が大きいからですね。
ブラシをする目的は、猫ちゃんがきれいになってもらいたいことと、抜け毛が服や家具に付くのを極力減らしたいということにあると思うんですよ。
ただ、結果的に皮膚が悪くなってしまっている子もいますから、あとは飼い主さんが考えて決めるしかないのかもしれません。
不定期ですが気に入らなかったら全額返金キャンペーンもやっているようです。それだけ品質に自信があるんでしょうね(実際に毛たくさんとれますし)
もし、今のブラシで物足りない方は、キャンペーンなどを活用するなど、検討してみるのも手かもしれません。