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最近ウチの猫がよく物の角に歯をこすりつけることが多くずっと気になっていました。
病院に行く機会もあり先生に聞いたところ、歯に歯石が溜まって歯茎が赤く歯周病になっているとのことでした。
そのため歯磨きを勧められたのですが、歯磨きは今まで行った事がありません。
そこで先生からやり方を聞いて実際に歯磨きしてみたので、これから手順や感想を書いていこうと思います。
歯磨きの前にまずは口を触る事から始めよう!
歯磨きによるブラッシングは、最も効率よく歯垢を除去する方法ですが歯磨きは嫌がる子が多いようです。
ウチの子2匹も手を当てるだけで、顔をそらしたり逃げたりします。
そのためまず触ることに慣れさせることが必要です。
ウチの子達に実践しましたので紹介します。モデルは、ウチのアビシニアンの子です。
ステップ1:口のまわりを触ることに慣れさせる
最初にすることは「触れても大丈夫だよ」と覚えさせることです。
ウチでしたこと。参考程度に…
- スキンシップの時間に!
- 抱っこした時や撫でる時に頭や顔と一緒に口周りを触ったりしました。
嫌がる仕草はありましたけど、あまりひどい抵抗もなく割とスムーズにできましたよ。
ステップ2:指でハグキを触ってみる
上記の写真のように…
- 口に手を当て唇を広げ、歯や歯茎を触ります。
- 上手く出来たら、おやつをあげるといいかもしれません。
顔を横にそらして抵抗しましたけどそれなりに触ることができました。
ただ、唇を広げたり、奥に手を当てようとするとやっぱり嫌がりますね。
気が立っている時は噛まれることもあったので、猫ちゃんの状態や気分も見てから実践するといいかもしれません。
ステップ3:歯ブラシに慣れさせる
【やり方】
- 歯ブラシを見せます。
- ペーストを歯ブラシに付けて見せます。なめさせてもいいですね。
- 実際、歯に当ててみます。
ウチの場合・・・
- 匂いは嗅ぎますが、舐めないです。
- 敏感にキャッチして、抱っこ自体を拒否します。
- 抱っこしても歯ブラシを嫌がるので時間を空け何度もトライしました。
そもそも、歯磨きを怖がって嫌いにならないよう慣れさせる所から始めてますが、結局半ば強引にせざるを得ないなと思いました。
かわいそうですけどしょうがないですね。
ステップ4:実際に歯を磨いてみる
【やり方】
- 歯ブラシを水で濡らします。
- 歯ブラシにペーストを付けます。
- 唇を持ち上げ、前歯 → 犬歯 → 奥歯 の順で磨きます。
- 必ず磨く時は、歯と歯茎の間も磨きます。
- お試しや訓練の時は、上手く出来た時におやつをあげてもいいですね。
実際に行った感想は・・・
- 奥歯を見る時の唇を後ろに引く動作が上手く出来ず、大変でした。抵抗もされるので苦戦しました。
- ポイントは嫌がれても上手く歯が見えるようにできるかだと思いました。
慣れていないのでなかなかうまくできませんね。
暴れますし、今回はブログの写真を撮る為に二人で行いましたが、想像以上に大変でした。
ステップ5:内側や下の歯にもチャレンジしてみる
外側だけならともかく、内側はかなり厳しいですね。
ウチの子は、下記の残念な結果に・・・
- 少しの隙間から歯ブラシを入れると反動で口が開くのですが、素早く顔を横にずらして動きます。
- 反射的にウエッとなるような動作がありました。
歯ブラシを入れることもですが、口を開けさせることは本当に難しいと感じました。
かなり時間がかかりそうです。
意外ととれる猫の歯垢
ちょっと分かりにくいかもしれませんが…歯ブラシには歯垢が結構付着しています。
しかもなかなか臭いです。
実際に歯磨きしてみるまではわかりませんでしたが、ちょっと磨いただけでこれだけ歯垢が付くんですからやっぱり歯磨きは定期的にしないといけませんね。
猫もですけど、磨く方もこの作業を習慣化するのはほんとに大変です。
人見知りの猫は口を触るのすら大変
更にウチにもう一匹、人見知りで警戒心の強い茶トラの子がいます。上の写真の子です。
歯磨きしましたが、すごく嫌がるので苦戦しました。爪や歯を使って抵抗して来るんですよ…磨く時はがっちり固定してやりました。
すると一度上手く口を広げられて、なんとか磨くことができました。
後半に写真載せてます。この子みたいなタイプは、かなり根気が必要ですね。
猫の歯磨きは必要なの?
ところで、そもそも猫の歯磨きって必要なんでしょうか。病院で先生に聞いてみました!
歯磨きが必要な理由
猫も犬も虫歯はなりにくいそうです。
普段の食事はドライフードだけで十分で、あまり歯石も溜まりにくいと。
でも口の中には細菌がいます。今はウエットやおやつなど色んな商品がありますし、どうしても歯垢や歯石は溜まりやすいのだそうです。
それが原因で口臭がひどくなったり歯茎が赤くなったりと歯周病になるので、その予防に歯磨きというわけですね。
猫の歯磨きはどれくらいの頻度で行うべき?
先生によると週2~3回程度が理想との事
どれくらいの頻度で歯磨きを何回行うと良いか聞いてきましたが,,
- できれば毎日1回が良いですが、せめて1週間に2~3回は必要です。
- 歯垢は2~3日くらいで溜まってくるそうで、放置しておくと歯石になり、歯周病になるとの事。
猫ちゃんの性格や飼い主さんの都合から無理に毎日する必要はないそうです。
ウチの茶トラの子はかなり歯茎が赤くて心配になります。
とにかく続けないとですね。猫も大変だけど人間も大変です…。
360°歯ブラシを勧められました
かかりつけの病院はこのシグワンの「360°歯ブラシ」を置いていました。360°毛が付いています。
貰ったのは子犬用ブラシですが、猫ちゃんが使っても問題ないと言われました。実際病院には犬用しか無かったですし。
ちなみに、このシグワンシリーズは、以下の4つあります。
- 小型犬用
- 超小型犬用
- 子犬用
- 猫用
猫用と子犬用は毛数も直径も同じでした。
[itemlink post_id=”8225″]我が家で使っている歯磨き粉
病院でビルバックの「C.E.T歯みがきペースト」を勧められ購入しました。
水のすすぎが不要なので、手間が一つ減って楽ですよ。
犬・猫用70gで、味は4種類あります。何味が良いか迷いますね。
- チキンフレーバー
- モルトフレーバー
- バニラミントフレーバー
- シーフードフレーバー
先生に聞いたところ病院ではシーフード味が一番好評だそうで、我が家もそれにしました。
バニラミントは、嫌な子が多いそうです。ミントだからでしょうかね。
[itemlink post_id=”8224″]他にもある猫のデンタルケアグッズ
定番は歯ブラシによるブラッシングですが、他にいくつかケア方法があります。
ウチの茶トラの子がどーしても歯磨きがダメな場合はこのこのようなデンタルグッズを試してみようと思います。
デンタルガム
食べられるガムです。噛んで歯垢が付着するのを抑えます。
物によりますが、植物由来・牛皮・魚主原料など色んなタイプがあります。
ガムは歯を傷つけずにハミガキ効果を得られるそうで、猫だけじゃなく犬のハミガキにも適しているようですね。
[itemlink post_id=”8227″]液体デンタルケア
飲み水に少量入れて飲みます。すすぎは不要です。
ただし、これは歯磨きやガムなどと併用しないと効果がないと書かれています。
やり方は簡単ですが、無理に行う必要もないのかなと、個人的には思いますね。
…おいしいのでしょうかねぇ。
[itemlink post_id=”8228″]ブレスケアサプリメント
いよいよここまで、ペットの歯磨きは進化したのかと思わざる得ないですね(笑)
口腔内や腸内の環境も考えられたサプリメントになっています。
果たして食いつきはどうなのでしょう。
おいしい味付けやおやつなら、きっと食べる子は増えるでしょうね。
まとめ
今回初めて猫の歯磨きをして、簡単ではないことが分かりました…。
とにかく、根気強く地道に歯磨きをしていかないといけないですね。
初めてで何も知識がない時は、まずは病院に相談するのがいいではないでしょうか。
無理に歯磨きをしなくても、他のデンタルグッズで歯垢を取る方法もありますので、ペットに合った方法でお口のケアができると良いですね。
ウチはもうしばらく頑張ってハミガキをしてみたいと思います。それではまた!