※本ページはプロモーションが含まれています
我が家ではアビシニアンと茶トラの2匹飼っています。どちらも現在5歳で、引っ越しと合わせて冬に健康診断を受けました。
結果から書いてしまうと、タイトルの通りアビシニアンの猫の尿からストラバイト結晶が見つかり、「尿石症」と診断されてしまいました。
軽度だったこともあり数カ月で結晶はなくなったのですが、現在も食事療法で経過観察中です。その時の状況を振り返りながら、検査から療養食など経過とともに紹介したいと思います。
ストラバイト結晶とは
腎臓から尿管、膀胱、尿道に結晶や結石ができる病気です。尿が酸性に傾けばシュウ酸カルシウム、アルカリ性に傾けばストラバイトとなります。
結晶がひどくなると結石になります。
ストラバイト結晶のできる原因として、マグネシウムの取りすぎや、尿の中にマグネシウムやリン、アンモニウムが増えたり、水分の摂取が少ないと起こりやすいです。
肥満や、過剰なおやつの摂取も原因の一つと言われています。
ストラバイト結晶がエコーと尿検査で見つかる
ストラバイト結晶の場合は主に以下の健康診断項目で判明します。上記画像はエコー検査の結果です。
- 膀胱のエコー検査
- 尿検査
先にエコー検査をした時、先生から「膀胱の中に浮遊物があります。おそらく結石でしょう」ということを言われました。
その後、尿検査でもストラバイト結晶が見つかったんですよね。顕微鏡で見たものをモニターで見せていただいたのですが、長方形の形や細かいガラスの欠片のようなものが映っていました。
他の尿検査の項目(理学的性状と科学的性状)は特に何かあるとは言われず、後に「健康診断報告書」を貰った時に確認しました。
療養食を検討、病院から試供品をたくさんもらう
尿石症になった子は、この時点で体重が5.98kg。1~9段階の肥満・削痩では6の太り気味でした。
その為、先生からは尿石症に肥満が関係することがありますと言われ、食事の切り替えを勧められました。
その療養食の話の前に、我が家のネコたちが今までどんな食事だったのかお話します。
今までの食事内容
ストラバイト結晶が見つかる直近のウチの猫たちの食事内容
- ニュートロのナチュラルチョイス
- 夜にウェット(缶詰)1個を半分づつ
- 適時にかにかまなど
今思うと結構食べさせ過ぎですよね。このストラバイト結晶が見つかってからは以下のように食事を変更しました。
まずは病院から試供品をもらい食べさせました
上記の写真が、貰った試供品です。先生からは、下記のロイヤルカナンを勧められました。
- 「pHコントロール+満腹感サポートドライ」
- 「pHコントロール+CLTドライ」
食いつきは良かったのですが、やめました。値段が高く、病院からしか購入方法がなかったんです。最大が2kgです。
今回頂いた試供品の全て、ほとんどが食いつきは良かったですね(ウチの猫が食いしん坊なだけかもしれませんが…)
ロイヤルカナンpHコントロール0を食べさせる事に
[itemlink post_id=”7755″]その中で私が選んだのが、ロイヤルカナンの「pHコントロール0」でした。
主な理由は3つです。
- pHコントロールの中で結晶の溶解度が一番高い
- 食いつきが抜群に良い(我が家のネコの場合)
- ネットで安く購入できること
一番食いつきがよかったのがこのシリーズでした。さらに、病院から直接しか買えないキャットフードは価格も高く、なかなか継続するのが難しい点もありました。
その点、このキャットフードに関してはネットでも購入できるのも選んだ理由です。
キャットフードのコストはほんと馬鹿にならないので、楽天やAmazonを使ってポイントを貯めながら少しでもお得になるところから買ってますね。
関連 累計50000ポイント超え!私が楽天カードを使う3つの理由
*本当はドライフードのみと言われましたが、肝心のアビシニアンは一日一回の缶詰を楽しみにしていて、あげないと暴れる経緯を説明したら、良いですよと許可が下りました。
ストラバイト結晶の食事療法を始めてからの経過
まずは、先生から「1カ月後、尿検査」と言われました。今後は定期的に尿をもって病院に行きます。
基本尿は自宅で採取し、渡されたウロキャッチャーに浸し持っていきます。できない時は、清潔な袋や容器に持ってくるよう言われました。
猫ちゃんの性格によっては採尿するだけで一苦労な猫ちゃんも居るかもしれませんね。
健康診断から1か月後の尿検査
結果は、先生から「まだ結晶が見られます」と言われました。看護師さんからも「本当なら尿がもう少し澄んでるんですよ」と。
先生からどの療養食にしたか聞かれましたので、pHコントロール0であることを話しました。
「良いですね、また続けてください」とのことで、「1カ月後、尿検査」と言われました。
健康診断から2か月後の尿検査
尿検査の結果、「結晶がなくなりました」と言われました。上記の写真の一番下の「尿沈渣」の項目です。
嬉しかったですね。軽いとはいえ、思ったより早くなくなりましたから。
ここで、療養食の変更を言われました。「pHコントロール1」にランクを落として、「完全に切り替えてから1カ月後、尿検査」との事でした。
ただしこの時点でpHコントロール0が約一ヶ月分残っていたのでまずはこれを消化させました。
健康診断から4か月後結晶は確認されず
先生から「結晶はありません、今の食事を継続してください」と言われました。ホッとしましたね。今後も継続的に尿検査は行っていくとの事、油断はできません。
ロイヤルカナンpHコントロール0から1へ変更
先日からロイヤルカナンのpHコントロール0から1に変更しました。
このpHコントロール1は4キロパッケージがあり、pH0よりもずいぶん安く買えるため費用もグッと下がりました。2キロより4キロの方が断然お得です!味は2種類ありますから、猫ちゃんの好みに合う方を選ぶといいでしょうね。
[itemlink post_id=”7756″]尿検査の結果をうけて療養の度合いも少し下がりました。次は、3か月後に来るよう言われました。次回も緊張です。
現在も経過観察中のため今後の状態は追記します
次回の診察は10月中旬の為、現在は療養食継続中となっています。次の診断結果については結果が出たら追記していきたいと思います。
まとめ
尿石症は、ひどいと手術に至るほどの怖いもので、普段の食事も大事になってきますね。現在与えているpHコントロール1は食いつきも良く今後も継続して与えていきたいと思います。
今後の経過については追って記事にしていきたいと思います。