猫の健康診断の費用や検査項目、注意事項などまとめ

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猫の健康診断の費用や検査項目、注意事項などまとめ
猫健康診断 結果

先日、我が家の猫2匹が初の健康診断を受けました。

今までは、年齢も若いから健康診断はまだ大丈夫だろうと思っていましたが、2匹共に今年は5歳です。

ちょうどかかりつけの動物病院から健康診断の案内が来まして。キャンペーンで割引になるというので、思い切って今回受ける事にしました。

検査した項目や費用、注意事項などを書いていきたいと思います。

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猫の健康診断の検査内容とわかる病気の種類

野良猫

健康診断と言えば、人と同じで血液検査がすぐに思い浮かぶと思いますが、その他にも様々な検査があります。

かかりつけの病院では、診察をベースに、下記の項目を行っています。

  • 尿検査
  • 糞便検査
  • 血液検査(血球計算・血液化学検査)
  • 胸部レントゲン検査
  • 腹部超音波検査
  • 心臓超音波検査
  • 血圧測定
  • 心電図検査

健康診断で見つかる病気は、腎臓病や心臓病、腫瘍や内分泌疾患など様々です。

例えば尿検査は、泌尿器系の病気や糖尿病、便検査は寄生虫の有無、血液検査は臓器・器官系の状態など。

このように広く細かい所まで健康状態を見ることができます。

コース別に分かれている

健康診断は、年齢や体の状態に応じて受けられる項目が違います。必ずしも、全ての検査を受けられる訳ではないんです。

かかりつけの病院では、4つの項目に分かれていました。A・B・Cコースと循環器コースです。費用も内容も違います。

猫の健康診断で掛かった費用

猫 健康診断 費用

うちの場合、先生に相談したら「年齢が5歳だからCコースの方がいいです」と言われました。年齢が高くなるにつれ、上記で示した様々な病気にかかりやすくなるからかもしれません。

Cコースの値段は、18,500円ですが、今回キャンペーン価格でしたので、-2,500円で¥16,000円でした。

値段だけ見るなら決して安くはありませんが、胸部レントゲン検査や腹部超音波検査も含まれているので不満はありませんでしたね。

ただこの日は初めての採尿に失敗しまして、尿検査だけできませんでした…。

その分の値段は引かれましたが、尿検査は後日となり、支払いもその時になりましたね。

初めて猫の健康診断を受ける場合の注意点

猫 ゲージ

初めて健康診断を受けてみて注意点がいくつかありますので、下記に記載していきますね。初めて受診する方はスムーズに受けられると思います。

事前に動物病院に連絡し、コースを決め、予約しておくこと

猫健康診断 結果

どのコースにするか?の判断は初めての場合難しいと思いますから、電話もしくは直接病院で問い合わせるのが良いでしょう。

コースが決まったら予約をします。血液項目・レントゲン・超音波検査などは、事前に食事を止めないと正確な値が出ない見えないということになりますから。

病院によって多少の違いはあるかもしれませんね。

ちなみに我が家では始めの頃Bコースにしようかと夫婦で話していました。価格も抑えられますし。

でも上記で話したように、その子の年齢や状態に見合った内容を選ばないと意味がないんですよね。決して安くない料金を支払うわけですし、先生と相談してCコースに決めました。

2匹一度に受けられなかった

我が家では電話予約をした際、「他の診察する子もいるので、2匹別々の日になります」と説明されました。病院の混み具合によっては一回で複数の健康診断が出来ない場合もあるかもしれません。

これも事前にチェックしておきましょう。複数の猫を飼っている場合はもしかしたら複数日で病院に行かなければならないかもしれません。

検査当日の朝はご飯を食べさせない

健康診断当日の朝は絶食でした。厳密には日付が変わる頃からは何も食べさせないようにとの事、水は飲ませてもOKです。

前日のごはんは早めにあげましょう。※健康診断が午前中の場合です

健康診断は病院に猫を預ける

なるべくなら検査や健康診断は午前中が良いかと思います。検査後の体調不良などがあった場合、午後にもう一度病院に行ける為です。

うちの場合健康診断は「午前11時まで来院してください」と言われました。午前中は病院に預かりで、夕方にお迎えとのことでした。

ただ当日、幸運なことにアビシニアンの子は午前中で済みました。

自分たちの次に診察を受ける方が少ないことと、この子の性格を考えてくださったこともその一つでした。年齢を重ねるにつれ、病院を怖がり怒ることがよくありまして、先生が「飼い主さんがいるうちにしようか」との事。

こちらとしても、迎えに行く手間が減るのでラッキーでしたよ。

検便、検尿を採って提出する

ウロキャッチャー

一番手を焼くのが検尿の採取ですね、健康診断の前日か当日の朝の尿を採取します。

採取はウロキャッチャーというスポンジか、容器にオシッコを採って持っていきます。うちが通う病院ではなるべくなら当日の朝が好ましいとの事で、ウチでは当日朝のおしっこを採って持っていきました。

前日夜の採取の場合は朝まで冷蔵庫で保管したりするようですね。

無理な場合は、後日改めて病院へ持っていくか、病院にお願いするようになりますね。ただし、病院側にお願いする場合は別料金がかかりますし、警戒心の強い猫の場合は断念する場合もあるそうです。

ペット保険は使えないので注意

これらの健康診断やワクチンの接種などは、全て保険適用外です。(診断を受けて何か病名がついた場合は、次からの治療に保険が使えるようになります)

猫の健康診断は何歳から受けさせるべきか?

健康診断の目的として、病気の早期発見・早期治療、そして予防にあります。何歳くらいから健康診断を受けさせれば良いのでしょうか??

〈成猫〉

猫は1歳になると人間で20歳くらいになり、そこから、1年に約4歳ずつ年を取っていきます。この頃から予防も兼ねて年に1回定期的に受けることが望ましいです。

その後5~6歳くらいから中年齢期になり、7歳くらいからシニア期に入っていきます。

慢性的な病気が見られるようになり様々な疾患にかかりやすいですから、半年に1回、つまり年に2回受けるのが良いとされています(病院の先生談)

我が家では年1回の健康診断を今後行っていくことにしています。

〈子猫〉

子猫の場合、生後2カ月前後から、1回目の混合ワクチン接種を開始します。生後3か月前後には2回目の混合ワクチン接種を行います。(病院によっては3回目もあります)

その時に、健康チェックとして、体重測定から全身のチェックなど診察を行います。その状態によっては、追加の検査などが出てくるわけです。

その後、次の健康診断をいつ頃に行ったらいいのかを、確認・相談するのが良いのではないでしょうか。次いつ来てくださいなど先生から言われることもあるかもしれません。

それから、生後6カ月後くらいから発情が始まってくるため、避妊や去勢できるようになります。

もし行う場合は、手術前に採血や全身状態のチェックなど行われますよ。

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猫を引き取る際は健康診断を受けているかをチェックすること

ペットショップからの購入の場合は健康状態のチェックは終わっている事がほとんどですね。ワクチンの接種もショップ側で行っています。

もし、野良猫ちゃんを拾ったり保護猫などの場合、生後2カ月前の子ならワクチンの前に1度、動物病院で全身状態のチェックをしてもらうことが良いと思います。

ただ生後2か月を過ぎているいないに限らず、野良猫ちゃんはすぐに病院で診てもらうのが望ましいでしょう。特に野良猫の場合は猫エイズや健康状態の心配があります。まずは健康診断や猫白血病・猫エイズの検査を行う事をおすすめします。

 

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健康診断を受け結果がわかるまで

猫 健康診断

上記の注意事項を守り、病院に行きました。基本的には健康診断の結果はその日のうちに聞く事が出来ると思います。採血など項目によっては後日になりますが。ウチが通う病院では後日、上記画像のような健康診断の結果が改めて送られてきます。

この健康診断報告書を保管しておけば、次回の健康診断の参考になるかと思います。

万が一かかりつけ病院が変わる場合も、新しい病院に持っていけば引継ぎもスムーズに行えると思いますよ。

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まとめ

かわいい猫ちゃんと長く付き合っていくために、健康状態を知ることはとても大事なことだと思います。先生と相談して、最適なプランを見つけましょう。そしてその結果が、今後の猫ちゃんとの生活に活きればいいなと思います。

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